私の国際交流 デンバー その3 ロッキーマウンテン国立公園 スタンリーホテル 

デンバー

コロラド ロッキー

 

米国デンバーに行く機会があったら、デンバーのダウンタウウンから車で約2時間弱、雄大なロッキー山脈が位置するロッキーマウンテン国立公園へのドライブを楽しまない手はない。

米国大陸の西部カナダから米国ニューメキシコ州まで4800キロにも及ぶロッキー山脈の中で、標高4,200mを超える山が一番多いのがコロラドロッキーであり、ロッキーマウンテン国立公園内では標高で富士山の高さに近い場所までフリーウエイが延びており、しかもなだらかのゆったりした道がほとんどで特に夏場は普通の車で容易にドライブが楽しめる。公共交通でのアクセスが無いので、デンバーからの日帰りツアーを利用するか、自家用車かレンタカー利用となる。
デンバーという町自体がすでに標高1,600mという高地にあるため、ロッキーマウンテン国立公園へのアクセスを容易にしている。しかも成田デンバーの直行便のサービスがある現在は、アメリカ大陸の雄大なロッキー山脈が随分近い存在となっています。

デンバー ダウンタウンからは、I-25 (インターステイツ25号)を北上し、 USフリーウエイ36号線に移り北西へ、途中全米一健康志向な町と言われている町ボルダーを通過する。ボルダーにはコロラド大学のキャンパスがあり、陸上選手の高地トレーニングのベースとしても有名なきれいな町である。

更に36号線を北西方向に向かうとロッキーマウンテン国立公園の麓、標高約2,300m、人口6000人ほどの小さな町エステスパークに着く。標高2,300mというと富士山の5合目の高さ、ボルダーを過ぎたあたりから、片側1車線の緩やかな登り坂、雄大な原野や林の中を通って来たし、エステスパークはいなかの山間の小さな町という雰囲で、ここが標高2,300mの富士山の5合目と同じ高さとは到底思えない。この町のメインストリート両側には、みうやげ物屋、スイートショップ、レストランが並びお客はほとんど観光客、店の裏側の小川ではロッキー山脈の雪解け水の清流が勢い良く流れている。

ここまでデンバーのダウンタウンからは、約1時間半、デンバー空港からは、約2時間。朝出れば、ちょうど午前11時間ころになるので、ここで早めのランチとなる。36号線でこの町に到着する直前、エステス湖の中を通る感じで橋を渡る。水深は浅い様で、野生のエルク(ヘラジカ)が、水浴びしているのを何度も見かけた。

スタンレーホテル

エステス湖を過ぎて右手の丘に岩山をバックに赤茶色の屋根で白い壁の大きな建物、スタンレーホテルが見える。伝説的なスタンレーホテルは、1909年に蒸気自動車の発明者であるオスカー・スタンレーによって開かれ、過去に多くの著名人が宿泊、我が上皇陛下上皇后もご宿泊、またホラー映画「ザ、シャイニング」の舞台となった。
ホテルのロビーには、当時の蒸気自動車、スタンレー・スティーマー号が、展示されている。
我々のグループは、毎年8月ロッキーマウンテン国立公園へのドライブを行い、毎回このホテルのカスケードレストランで早めのランチを楽しんだ。日本からお連れしたお客様が4名、私と私の米国の会社の上司1名計6名のグループ、毎回予約なしの飛び込みだったが、早めのランチのせいかいつも良い席が取れた。

ロッキーマウンテン国立公園

エステスパークからトレイルリッジ・ロード(US 34号線)と呼ばれる山岳道路に入る。最初の内は、雄大なロッキーの山々を眺め、広大な湿地帯や道路に沿って走る急流の景観が楽しめる。時々前方に何台かの車が停車している場合は、エルク(elk)やムース(moose)の様な野生動物が道路わきにいて観光客が見物しているのである。さらに走ると高度が上がり森林地帯からツンドラ地帯へとまわりの景色も一変する。トレイルリッジ・ロードの一番高いところは標高3,713mで、富士山の山頂とほぼ同じ高さを車で走れてしまう。雄大なロッキーの山々の景観を楽しみながら、これだけの高度の場所に車で簡単に行くというのは、なかなか貴重な経験である。