私の英会話勉強法③ <カタカナ英語は曲者>

カタカナ英語

カタカナ英語は曲者

カタカナ英語は通じない

我々日本人が普段良く使っているカタカナ表記の外来語のほとんどを、多くの人が英語由来のカタカナ英語と思っています。
ところが、こういうカタカナ英語は、実は和製英語であったり、由来がドイツ語やフランス語の単語であったりする事が多く、その上カタカナ語は日本語の発音方法に置き換わっているので、実際にネイティブの欧米人相手の英会話で使うとほとんど通じない事が多いのです。
はっきり言ってカタカナ英語は、使えない英語で日本語です。どうして日本語になってしまうのかは、下記「英語と日本語の発音の違い、正しい英語の発音」の項で、説明したいと思います。

昔、仕事上でプラスチックの素材に関してアメリカ人と話した時、ポリエチレン(polyethylene)、ポリウレタン(polyurethane)の話になり、両素材ともカタカナ英語の日本語の発音でしか知らなかったので、私流に英語ぽく発音したのだけれど、何度言っても全く通じない。
アメリカ人は、ポリエチレンをポリスリン、ポリウレタンをポリレシン 風に発音する。これらの例は、カタカナ英語では英語に近い様に発音できない、英語圏の人に通じる様に話せない事を示しています。

外来語のカタカナ語は、圧倒的に英語由来の言葉が多いが、医学用語や化学品用語には、ドイツ語由来のものが多いし、芸術関係にはフランス語由来もの、その他イタリア語、スペイン語、オランダ語、ラテン語由来のものなどなど、それに和製英語も含まれています。
近年では IT 関係を始めアメリカ発祥の新文化や新技術由来の英語がカタカナ英語になったものが多いが、全ていわゆる日本語のカタカナ語になっているので、機会あるごとに、カタカタ辞典、インタ-ネットでの検索等を活用して、その言葉の由来の原語、英語であればどういうスペルの単語で、どう正しく発音するのか等確認して覚えておく事が、あなたの英会話のスキル向上にも役立つし、使える英語の語彙を増やすことにつながると思います。

ちなみに、アメリカでは、ドイツの地名、ミュンヘン(München)は、Munich と綴り、「ミニック」 と発音、ケルン(Köln)は、英語ではCologne と綴り、「コロン」と発音するので、ミュンヘンとかケルンといってもアメリカ人には全然通じない。
この様に、カタカナ表記の外国の地名も、英語圏では全く違う様に発音したりすることが多いので、注意が必要です。例えば、ウイーンを英語では、「ヴィエナ」、アテネを、「アセンス」、プラハを、「プラーグ」という感じで発音したりで、本当に紛らわしいのです。

英語と日本語の発音の違い、正しい英語の発音

カタカナ英語が通じない事も関連してますが、そもそも英語は、いろいろな点で日本語の発音の仕方とは、あまりにもかけ離れているので、それをまず理解し、しかもアクセントやリエゾン等も学習しないと通じる英語が喋れないのです。

英語と日本語で、母音と子音の種類の違い

日本語の母音は、「 あ、い、う、え、お 」の5種類、子音は基本的には14種類しかありませんが、英語には、20種類くらいの母音があり、子音にも20種類ぐらいあります。
しかも日本語に無い母音や子音もかなりあります。これがまず日本人にとって、英語の発音が難しいところです。

そして、日本語は、基本的には、子音と母音の組み合わせの発音となります。26文字のアルファベット対して、日本語はそれぞれ46文字のひらがなとカタカナ、それに少なくても2000種類位の漢字が読めないと本も新聞もネットのサイトも読めない世界の言語のなかで超難解言語の一つと言われてますが、発音に関しては、基本的には全て14種類の子音と5種類の母音との組み合わせでの発音ですので、この発音のルールさえ覚えれば、日本語の発音は英語に比べれば簡単かも知れません。

カタカナ英語の発音が、日本語になってしまうというのは、この子音と母音の組み合わせのルールに従ってしまうからなのです。
例えば、(accent) を (アクセント) とカタカナ英語にすると ( a-ku-se-n-to )と、英語での発音で不要な
( ku) の “u”  や ( to) の “o” の母音が入って、その上、抑揚をつけないで平調に、リズムも 5音節5拍で ア-ク-セ-ン-ト と日本語風に発音すれば、英語圏のネイティブの (accent) の発音とは似ても似つかない発音になってしまいます。

英語圏の人は、(accent) は、発音記号では ( ǽksent ) となり、( ǽk – sent )と抑揚をつけて、リズムは、2 音節 2拍で、を強く少し長く発音し、 ク-センツと発音し、終わりのtの子音は、トではなくツという感じの音です。日本語の 母音 ア に近い英語の母音 ア には、発音記号表すと ( )、( æ )、( ɑ ) 、( ə )と4種類の母音があって、この場合の ア は、発音記号の( æ )が示す様にアとエの中間の音です。

このカタカナ英語が平調なリズムで通じない代表的な例が、マクドナルド
これは、多くの人が同じ経験をしているみたいです。我々日本人は、カタカナ英語のマ-ク-ド-ナ-ル-ドは、平調のリズム、6音節6拍で、しかも ma-ku-do-na-ru-do と言う。
不要な母音や違った音も入ってしかもアクセントがないと、アメリカ人にはほとんど通じない。
英語の(McDonald’s)は、発音記号では ( məkdɑ́nldz )   3音節 3 拍で、Mc-Don-ald’s  マック-ナ-ルズ と、マックはほとんど聞こえないくらい小声で言い、ナ-ルズとにアクセントを付けて発音する。
最初のマックは、言わないで「ナ-ルズ」と言っても通じる事があるので、平調に話す日本語と違って、英語の発音ではアクセントは非常に大事な要素なのである。
実は、その後の調べで分かったのだが、創立当時日本マクドナルド社は、日本語名を「マクダーナルズ」と呼ぼうとしたのだが、日本人には呼びにくいと「マクドナルド」と終わりの所有格の’s を省いて平調に呼ぶ様ににあえて変えたとの事です。より日本語に近い名前にしたのですから、通じない訳です。

また日本人にとって特に難しいのが、R とL、 TH、V、F 等の子音の発音。これらは日本語にない発音のため、習得が難しい。

以上カタカナ英語がなぜ通じないのかの説明で私なりに理解している英語の発音の説明をしましたが、いまだにネイティブに近い英語の発音に問題のある私としては、詳しい発音の練習の説明は専門家にお任せするとして、私の思う効率的な英語の発音を向上させる方法を以下説明したいと思います。

英会話の勉強で、初心者の内から最初に一番力を入れなければいけないのが、正しい発音の習得です。
人間は、生後6歳くらいまでが、ネイティブの発音が身につく最善の時期で、それ以降40歳ぐらいまでネイティブの発音が身に付く能力が徐々に落ちていくとの研究があります。
ネイティブの発音を勉強するなら若ければ若いほど効率的なようですので、ネイティブの先生を雇って、幼児向けの英会話語教育を取り入れている保育園や幼稚園に児童を通わせるのは、大変意味のある事と思います。幼児期にネイティブの発音の基礎があると、その後に英会話の勉強をした時に、ネイティブに近い発音でのスピーキング力の向上がより期待できるとの事です。