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アジア諸国の英語

私の英会話勉強法⑥ <アジア諸国の英語とフィリピンでの英語>

アジア諸国の英語とフィリピンでの英語

過去に仕事や観光で訪問したり、現在もボランティアで日本語を当地に居住する外国人に教えている事情で特にアジア諸国の人々と接触する機会がありますが、彼らとは英語でコミュニケーションを取るのが普通です。

それぞれのお国の方がどのように英語を話されるかは、大変興味のあるところです。アジア諸国のなかで、歴史的に英国等の植民地であったりして英語が公用語及び準公用語のシンガポール、マレーシア、インド、パキスタン、フィリピン等のお国の方はやはり英語が堪能です。

その中でシンガポールの中国系の友人に聞いたところ、学校の授業は全てイギリス英語、会社では英語、家で家族との会話は、中国語(マンダリン)と英語半々。日常の生活で英語が使われている。英語が上手いはずですよね。

反対に英語があまりうまくない国は、日本、韓国、中国、タイ、台湾、ベトナム等と思います。これらの国は最近英語力を向上させるべく英語教育の改革を強力に進めており、いまだに英語力においてアジアで最下位レベルの日本の英語教育の改革は待ったなしの状況です。日本の英語教育の大々的な改革は始まったばかりです。

これらのアジア諸国のなかで、主に日本人向けの英会話学校が多数あり、英会話習得のための短期留学等で人気のフィリピンで英語がどのように使われているかについてお話ししたいと思います。

フィリピンの公用語は、英語とフィリピン語(タガログ語を基本とした言語)2言語で、学校教育は英語で行われています。フィリピンには大小数多くの島から成り、地域によってタガログ語、ビサヤ語、チャバカノ語等いろいろな言語(計100 以上)が使われています。しかもこれらの言語は方言と異なり相互に意思疎通ができません。これらの言語の文字は、英語とおなじローマ字が使われています。昔スペインに植民される前は、これらの言語にバイバインという文字が使われていたのだが、スペインに植民されローマ字を使わせられる様になったのです。

この様にフィリピンは多言語国家なので、言語による統一と意思疎通を図るため、タガログ語をベースにフィリピン語が公用語として造られ、過去にはスペイン、その後アメリカに統治されていた背景から現在はアメリカ英語がもう一つの公用語として定められています。
英語は、主に職場など公共の場で使用されています。広告や道路標識、テレビも英語表記、映画も字幕なしでそのまま英語です。英語ができると国内や海外で待遇の良い仕事につけるため英語を熱心に勉強する人が多い様です。

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日本の英語教育

私の英会話勉強法⑤ <日本の英語教育>

日本の英語教育

私の中学高校時代の英語の授業は、いかに英文を理解するかに重点が置かれ、それと文法と英作文にもウエイトが置かれていました。
私の通った高校は、都内の公立の進学校。確か英語の授業は毎日あった。
難しい文章を毎日読んで理解しなければいけないので、予習、復習が大変。その上受験も控えていたので、膨大な英単語を丸暗記しなくてはならない。
そして短期間に丸暗記した英単語は、受験後ほとんど忘れてしまった。

長年日本の学校での英語教育は、英語を学問としてとらえ、読み、書きの能力向上に重点を置き、聞く能力や話す能力いわゆるコミュニケーションの能力向上には、あまり力を入れてなかった様に思えます。
話したり、聞いたりするコミュニケーション能力を学校の授業で向上させても、昔は一般的に外国人と英語で会話をする機会が現代より数段に少なかった事もあり、この様な英語教育でも、それほど問題にならなかったのだと思います。

昭和から平成の時代に移行して行くなかで、「中学から大学まで10年近く英語を勉強しているのに日常会話すらできない」という日本の英語教育に対する批判は、長年確かにあったと思います。
そして最近これだけグローバル化が進んでいながらアジア諸国の中でも日本人の英語力は相変わらず低く、英語力の向上は待ったなしという状況です。

当然そういう状況下で教育現場でも対策が計られ、近年中学高校の英語教育はずいぶん変わった来ています。
最近公立の小学校では5、6年生から英語教育が始まっています。従来の英語の知識、構造等を教師から一方的に伝授する方式でなく、さらに授業で教師をサポートする ALT  (外国語指導助手)を採用し、生徒の自主性を育て、生徒みずからの意見を英語で発信していく生徒自身のコミュニケーション能力を育てていく教育に変えていく改革が行われているのです。
2020年度はさらに大幅に改革が行われ小学校3,4年生からこの英語教育を始めて、中学高校と連携して一貫として世界に通用するグローバルな人材を育てていくという教育に変わりつつあるとの事です。

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アメリカ生活と子供たちの英語

私の英会話勉強法④ <アメリカ生活と子供たちの英語>

アメリカ生活と子供たちの英語

一般的に、言語をコントロールする脳が発達し形成されるのは、6歳ごろまでと言われています。
6歳ごろまでに覚えた言語が母国語となり、それを掌る脳が母国語脳となり、小学校に入り母国語がさらに磨きがかけられ形成されていく様です。
我が家の娘は 8歳、 息子は 6歳の時、米国New Yorkに私の仕事の関係で移り住みました。
娘は現地アメリカの小学校の3年、息子は1年にそれぞれ編入、月金毎日通学し、それと土曜日は日本語補習校に通いました。

アメリカという国は移民の国、適正に海外から入国した児童は、入国したその日からアメリカ人としてみなされアメリカ人として教育するという米国政府の方針があります。
我々の子供たち2人は最初の半年くらい現地の学校からESLの授業のある近くの他の学校にスクールバスで送られ午前中は、英語を集中的にESLで習いました。
ESLとは、English as a Second Languageの略で、英語が第2言語という意味です。
現地の英語の授業についていける様に、最初ESLで英語を教えてくれるのです。
あとで、子供たちに聞いたのですが、このESLでは日本人が弱いR とLの 発音、TH の発音、V とB の発音を徹底的に教わった様です。
このESL で公費で英語を教えてくれるのですから、さすがアメリカは先進国、すばらしいシステムがあると思いました。

小学3年、8歳の娘は、比較的早く半年くらいで簡単な英語を喋り始めましたが、興味深い事に喋り始めた最初のころの発音はいかにも日本人が喋る様な感じの英語でした。
娘は既に日本語脳が出来上がっていて聞くにしても話すにしても当然日本語でそれを行う状態でしたから、ESLで現地のアメリカの先生に英語でまず簡単な言い回しを教わっても、まずその文章を読んで無意識のうちに日本語として理解してから発音しようとする。
そして日本語の子音と母音を付けて発音する特徴がどうしても英語の発音に出てしまったから、日本語なまりの強い英語に聞こえたのでしょう。それも2年、3年と経つうちに現地の子供たちと同じ様な英語になって行きました。

それに比べて小学1年、6歳の息子は、なかなか英語が口から出て来ない。ようやく1年くらいたって英語を少しづつ喋る様になりましたが、娘に比べてなかなか文章にならない。でもぽつぽつと出てくる単語の発音は、アメリカ人に近いものでした。
息子が移住した6歳という時期は、言語をコントロールする母国語脳いわゆる日本語脳の発育も未発達、文章を読んで物事を完璧に理解できるまで発達してなく、何か表現するにしても聞いた文章をそのまま真似して発声する段階。英語も同じで文章より先に聞いた音を真似する方が彼の年齢では楽だったのではないか。英語も聞いたものをそのまま真似するだけなので発音は良い。こういう時期に、突然英語という言語が突然入り込んできたので、息子は日本語にしろ英語にしろ物事を言語でどう表現して良いのか、一時期大変な苦労をしたと思う。

渡米後半年後くらいだったか、息子の現地の小学校一年の担任の女性の先生から、妻が呼び出しをくらいました。息子がクラスメートの女の子の手を噛んだとお叱りを受けたのでした。
どうやら列に横入りした女の子に注意したかった様ですが、日本語は通じないし英語でその事が表現できなくて、最終手段としてその子の手を噛んでしまった様です。
怪我をさせるほどの大事には至りませんでしたが、レディファーストの国、この担当の女性の先生をびっくりさせてしまった様です。

最初は英語に苦労した息子でしたが、一度彼に英語の発音で助けられた事があった。
休日に息子とNrew York のManhattan地区に出てきて家に帰ろうとGrand Central 駅で、Harrison駅への切符を買おうとして、”Harrison” と何回言っても通じない。
いろいろRの発音を代えたり、アクセンとを代えたりしたが、ダメ。横にいた息子が、たまらず “Harrison”と一言言ったら、”Oh. Harrison”と一発で通じた。
やはり、息子は6歳の時にESLで発音の基礎を充分に教わっていたので、私とは違った。
実は私の場合、このRの音は、舌を巻き舌にしてRと発音すれば良いと最初間違って覚えたものが、そのまま癖の様になってなかなか直らない。
Rの発音は、舌を後ろに引いて、喉の奥から息をだして喉を鳴らして発音するのが正解の様です。
またLの発音は、舌の先端を上前歯の裏に付けて、息を噴き出して発音する。
日本語には、喉を使ったり、舌をここまで使って発音する音はないので、日本人には、RとLの発音は難しいので、練習が必要です。
また自分で正しく発音できるとRと Lの音を正確に聞き分ける事もできてくるのです。
正しい発音の仕方の勉強は、なるべく若いうち、初心者のうちから始めるのが大事です。
できれば、ネイティブの先生か、日本人でも二世の方か帰国子女の方で発音の専門家の方にお願いした方が良いと思います。最近では、YouTube に英語の発音のチャネルが結構ありますので、お勧めです。

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カタカナ英語

私の英会話勉強法③ <カタカナ英語は曲者>

カタカナ英語は曲者

カタカナ英語は通じない

我々日本人が普段良く使っているカタカナ表記の外来語のほとんどを、多くの人が英語由来のカタカナ英語と思っています。
ところが、こういうカタカナ英語は、実は和製英語であったり、由来がドイツ語やフランス語の単語であったりする事が多く、その上カタカナ語は日本語の発音方法に置き換わっているので、実際にネイティブの欧米人相手の英会話で使うとほとんど通じない事が多いのです。
はっきり言ってカタカナ英語は、使えない英語で日本語です。どうして日本語になってしまうのかは、下記「英語と日本語の発音の違い、正しい英語の発音」の項で、説明したいと思います。

昔、仕事上でプラスチックの素材に関してアメリカ人と話した時、ポリエチレン(polyethylene)、ポリウレタン(polyurethane)の話になり、両素材ともカタカナ英語の日本語の発音でしか知らなかったので、私流に英語ぽく発音したのだけれど、何度言っても全く通じない。
アメリカ人は、ポリエチレンをポリスリン、ポリウレタンをポリレシン 風に発音する。これらの例は、カタカナ英語では英語に近い様に発音できない、英語圏の人に通じる様に話せない事を示しています。

外来語のカタカナ語は、圧倒的に英語由来の言葉が多いが、医学用語や化学品用語には、ドイツ語由来のものが多いし、芸術関係にはフランス語由来もの、その他イタリア語、スペイン語、オランダ語、ラテン語由来のものなどなど、それに和製英語も含まれています。
近年では IT 関係を始めアメリカ発祥の新文化や新技術由来の英語がカタカナ英語になったものが多いが、全ていわゆる日本語のカタカナ語になっているので、機会あるごとに、カタカタ辞典、インタ-ネットでの検索等を活用して、その言葉の由来の原語、英語であればどういうスペルの単語で、どう正しく発音するのか等確認して覚えておく事が、あなたの英会話のスキル向上にも役立つし、使える英語の語彙を増やすことにつながると思います。

ちなみに、アメリカでは、ドイツの地名、ミュンヘン(München)は、Munich と綴り、「ミニック」 と発音、ケルン(Köln)は、英語ではCologne と綴り、「コロン」と発音するので、ミュンヘンとかケルンといってもアメリカ人には全然通じない。
この様に、カタカナ表記の外国の地名も、英語圏では全く違う様に発音したりすることが多いので、注意が必要です。例えば、ウイーンを英語では、「ヴィエナ」、アテネを、「アセンス」、プラハを、「プラーグ」という感じで発音したりで、本当に紛らわしいのです。

英語と日本語の発音の違い、正しい英語の発音

カタカナ英語が通じない事も関連してますが、そもそも英語は、いろいろな点で日本語の発音の仕方とは、あまりにもかけ離れているので、それをまず理解し、しかもアクセントやリエゾン等も学習しないと通じる英語が喋れないのです。

英語と日本語で、母音と子音の種類の違い

日本語の母音は、「 あ、い、う、え、お 」の5種類、子音は基本的には14種類しかありませんが、英語には、20種類くらいの母音があり、子音にも20種類ぐらいあります。
しかも日本語に無い母音や子音もかなりあります。これがまず日本人にとって、英語の発音が難しいところです。

そして、日本語は、基本的には、子音と母音の組み合わせの発音となります。26文字のアルファベット対して、日本語はそれぞれ46文字のひらがなとカタカナ、それに少なくても2000種類位の漢字が読めないと本も新聞もネットのサイトも読めない世界の言語のなかで超難解言語の一つと言われてますが、発音に関しては、基本的には全て14種類の子音と5種類の母音との組み合わせでの発音ですので、この発音のルールさえ覚えれば、日本語の発音は英語に比べれば簡単かも知れません。

カタカナ英語の発音が、日本語になってしまうというのは、この子音と母音の組み合わせのルールに従ってしまうからなのです。
例えば、(accent) を (アクセント) とカタカナ英語にすると ( a-ku-se-n-to )と、英語での発音で不要な
( ku) の “u”  や ( to) の “o” の母音が入って、その上、抑揚をつけないで平調に、リズムも 5音節5拍で ア-ク-セ-ン-ト と日本語風に発音すれば、英語圏のネイティブの (accent) の発音とは似ても似つかない発音になってしまいます。

英語圏の人は、(accent) は、発音記号では ( ǽksent ) となり、( ǽk – sent )と抑揚をつけて、リズムは、2 音節 2拍で、を強く少し長く発音し、 ク-センツと発音し、終わりのtの子音は、トではなくツという感じの音です。日本語の 母音 ア に近い英語の母音 ア には、発音記号表すと ( )、( æ )、( ɑ ) 、( ə )と4種類の母音があって、この場合の ア は、発音記号の( æ )が示す様にアとエの中間の音です。

このカタカナ英語が平調なリズムで通じない代表的な例が、マクドナルド
これは、多くの人が同じ経験をしているみたいです。我々日本人は、カタカナ英語のマ-ク-ド-ナ-ル-ドは、平調のリズム、6音節6拍で、しかも ma-ku-do-na-ru-do と言う。
不要な母音や違った音も入ってしかもアクセントがないと、アメリカ人にはほとんど通じない。
英語の(McDonald’s)は、発音記号では ( məkdɑ́nldz )    3音節 3 拍で、Mc-Don-ald’s  マック-ナ-ルズ と、マックはほとんど聞こえないくらい小声で言い、ナ-ルズとにアクセントを付けて発音する。
最初のマックは、言わないで「ナ-ルズ」と言っても通じる事があるので、平調に話す日本語と違って、英語の発音ではアクセントは非常に大事な要素なのである。
実は、その後の調べで分かったのだが、創立当時日本マクドナルド社は、日本語名を「マクダーナルズ」と呼ぼうとしたのだが、日本人には呼びにくいと「マクドナルド」と終わりの所有格の’s を省いて平調に呼ぶ様ににあえて変えたとの事です。より日本語に近い名前にしたのですから、通じない訳です。

また日本人にとって特に難しいのが、R とL、 TH、V、F 等の子音の発音。これらは日本語にない発音のため、習得が難しい。

以上カタカナ英語がなぜ通じないのかの説明で私なりに理解している英語の発音の説明をしましたが、いまだにネイティブに近い英語の発音に問題のある私としては、詳しい発音の練習の説明は専門家にお任せするとして、私の思う効率的な英語の発音を向上させる方法を以下説明したいと思います。

英会話の勉強で、初心者の内から最初に一番力を入れなければいけないのが、正しい発音の習得です。
人間は、生後6歳くらいまでが、ネイティブの発音が身につく最善の時期で、それ以降40歳ぐらいまでネイティブの発音が身に付く能力が徐々に落ちていくとの研究があります。
ネイティブの発音を勉強するなら若ければ若いほど効率的なようですので、ネイティブの先生を雇って、幼児向けの英会話語教育を取り入れている保育園や幼稚園に児童を通わせるのは、大変意味のある事と思います。幼児期にネイティブの発音の基礎があると、その後に英会話の勉強をした時に、ネイティブに近い発音でのスピーキング力の向上がより期待できるとの事です。

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英会話勉強のきっかけ

私の英会話勉強法② <英会話の勉強を始めたきっかけ>

英会話の勉強を始めたきっかけ

始めての時は一言も喋れなかった

高校2年生の時のある日、同じクラスの友人から「これから立川の米軍基地内の高校の先生に逢いに行くけど、一緒に行かないか?」と突然誘われました。(立川基地返還前の昔の話である。)
アメリカ人と面と向かって会って話すのは、正直初めての事。でも “How are you?” と声かけて、あとは自分の名前を言えばいいのかな、くらいに簡単に考えて、実際に逢ったら、これが上がってしまったというか、緊張しちゃったというか、一言も喋れなかった。

これは、私にとっては大変なショック。外人さんとしても同じ人間。
挨拶すらうまくできなかった自分の不甲斐なさ。中学で英語の授業はあったけど、読むのと英作文しか習ってない。実際に外国語を喋る事、聞く事の難しさに初めて現実的に気づかされた。これが、私が英会話の勉強を始めたきっかけ。随分昔の話です。

翌日からその友人の入っていた高校の英会話のサークルに入部。
といっても最初は学園祭の英語劇の準備の大道具係。途中から入ったので、もう英語劇の役はなかった。今みたいにインターネットの環境もなく、英会話の練習に良いのではと、自分で考えて中学1年の英語の教科書全ページを丸暗記した。

それから大学に進学して、サークルは、迷わず英会話クラブに入った。大学1年と2年の時、毎日昼休みに10人くらいのグループに分かれて、英語を喋った。
我々だけの初歩の自己流の英語で、話題も自己紹介と自分の趣味をたどたどしく喋る。ほかにも勉強会や英語での討論会に参加したり、でも学生だけの集まりでネイティブの指導者がいるわけでもなく、いまから思うと発音なんかみんな日本語なまりでひどかった。それでも、卒業して貿易商社に就職したら、私の英語でも話せる方だった。


米国短期留学と米国単独バス旅行

とにかく、英語がうまくなりたい、喋りたいという事もあり、大学3年生の時に、米国オハイオ州立大学の夏季セミナーに2か月短期留学した。
実家は決して裕福ではなかったが、片親で一人っ子であったこともあり、将来必ず恩返しするなどど、母親にうまい事言って費用を出させたのである。

しかしはっきり言って授業での教授の喋る英語は現地の大学生向けのものであり、ネイティブの英語を聞く能力も当然なかったので、同大学のBusiness Administration学部の授業はほとんどわからなかった。
私の大学の提携している米国の大学の短期研修プログラムに参加した訳だが、現地の大学の寮のルームメートとか、クラスの友達とか現地のアメリカ人との交流ができた事は、貴重な経験となった。
余談になるが、時は1966年夏、同大学キャンパス内にマクドナルド店があり、ハンバーガーが1個25セントで売られていて、美味しかったな。その時、これは日本でもビジネスになるなと思ったら、5年後日本でもマクドナルドが始まった。誰でも考える事は同じ。でも誰が先にやるか。創業者の藤田田氏は凄い。

その後2か月ほど米国各地をバスで単独旅行しました。一緒に短期留学した仲間と一緒に旅行する選択支もあったが、ここは英語がうまくなりたいという一心から、人生初めての異国での一人旅。
なにかトラブルがあっても全て自分で解決しなければならず、いろいろありましたが無事帰国。
その後、その経験が自信となり、控えめな性格が前向きな性格に改善されたと自分でも感じでした。
実際こういう経験をしたからと言って、そうそう急激に英語がうまくなった訳ではありませんが、下手な英語でコミュニケーションを取ろうとする度胸だけはつきました。

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英会話が苦手な日本人

私の英会話勉強法① <英会話が苦手な日本人>

英会語が苦手な日本人

海外とかかわる長年の経験で感じた事

私は、大学卒業後貿易商社に25年勤務し海外と取引を行い、その間6年間の海外勤務を経験し、その後米国の企業の契約社員として自宅にオフィスを構えて起業、さらに27年間勤務してきました。
その海外とかかわる長年の経験の間にたびたび感じていた事は、英語がまあまあ話せて海外の人と対等にコミュニケーションを取っている私の様な日本人は、非常に少ないという事でした。

多分海外に支店を持つグローバルな大手企業、外資系の会社とか若い方が多数活躍されているIT産業とかに英会話が堪能な人材がほとんど流れていて、私が長年関係していた業務用清掃資材及び機器という業界ではあまり見かけなかったのかも知れません。
ただ残念ながらアジア諸国のなかで現在でも、まだまだ日本人は英語によるコミュニケーションがかなり苦手な国民と言っても過言ではないと思うのです。

とはいえ、私自身が英語を喋る能力に特に優れているなどと思った事はありません。日本語もあまりおしゃべりの方ではないし、学校では国語は不得意な科目でしたし、英語もまあまあでした。
要するに語学に特に才能があった訳ではなかった。
高校の時、ひょっとしたきっかけで、英会話に興味を持ち、大学時代の英会話のサークルから始まって、大学時代にほとんど遊びで短期留学し、貿易会社に就職して仕事でも英会話を実際に使わざるを得なくなった。
英会話はどっちかというと度胸とはったりで今までこなしてきたという感じです。

自分の実力を調べるための Versant テスト

最近私は「本当に話せる英語力の証明」が売りの Versant テストを受けてみました。なにしろ英検とかTOEICとか英語に関して何の資格もないのに、長年英語を使ってそれなりに生きてきたものですから、自分の実力を客観的に調べてみたかったのです。
Versantテストは、英語がネイティブの人とコミュニケーションがどのくらい取れるかをWeb 上で、AIを使って即座にある程度判定できるテストです。

結果は、総合スコアで49点でした。Versantによると日本人のスコア平均は38点、英語でビジネスをするには、47点以上が必要との事。
もう長年英語でビジネスしちゃってますがなんとかセーフでした。
採点レポートによると、この49点は TOEICで、750点位に相当するとの事。私は、文章の理解力、語彙力、会話の流暢さは、50点を超えるレベルでしたが、発音でかなり点を落としていました。
やはりネイティブと比べられると一部の単語で、子音、母音の発音の正確性と強勢の位置が正しくなかった様で、まだまだネイティブと同等レべルに話す能力は低い事が判明しました。

Versantテスト所要時間計17分、PCかスマホで1回¥5,400で受けられます。
人間でなくAIがスコアを付けているので、なんとも言えない所もあるのですが、自分の英会話力がどのくらいか非常に簡単にテストが受けられるので、このVersantテストは、おすすめです。

日本人が英会話が苦手な原因

では、どうして日本人は、英会話が一般的に苦手なのでしょうか。それには、いろいろな原因が考えられます。

英語は日本人にとって超難関言語である

英語と日本語は、単語、文法、発音がお互いに全く異なる。英語の何千という単語を一つ一つ覚えなければならない。
英語の文法は、日本語とは語順が全く異なる。
発音がまた難しい。英語では、母音でも子音でも日本語にない音が数多くあるし、舌の使い方が違うし、喉を鳴らして発声する音もある。
日本語で起こらない音声変化(リエゾン)もある。
日本人にとって英語が日本語と比べたら、あまりにも異なるので超難関言語であることは間違いない。

とはいえ、近年外国語のなかで一番日本に入りこんでくる言語は英語である。一方韓国人や中国人にとっても英語は韓国語や中国語に比べたら非常に異なった言語であり超難関言語でもある。しかし近年彼らのTOEFLテストの平均点は、日本人よりはるかに上である。
となると英語が日本人にとって超難関言語であるというのは、英語力が低いための言い訳に過ぎず、もっと他に主たる原因があるはずです。

中学・高校での英語教育が問題

最近でこそ学校での英語教育はコミュニケーション重視という方向でずいぶん変わってきてますが、長年日本の中学・高校での英語学習法は、文法を重視して英文を訳して日本語として読解する方式で、また英文を作るときも日本語を英語に訳していくという読み書きの能力の向上を重視したものでした。
よって発音やリスニングそしてスピーキングの能力が低く、学校の英語教育だけでは英語でコミュニケーションがスムースに取れない事態を招いている。

英語を必要とする機会が少ない

過去および現在の日本国の環境も日本人の低い英語力に関係している。大戦で敗戦国とはなったが、過去に日本は外国に支配された事がない。
アジア諸国のなかで、英語力が特に高いのは、シンガポール、インド、フィリピン等過去に英国や米国に植民地とされていた国々である。

日本は島国で過去に国策上長い間鎖国を行って外国との交流を制限し、その後開国し近代国家となるべく急激に欧米文化を取り入れ、明治時代にはあらゆる分野の外国語主に英語を日本語に翻訳し、日本の概念にないものはそれに対応する日本語を創作し、日本語として理解できるものとした。
したがって日本では、工学医療等理系、経済等文系でもあらゆる分野で自国語の日本語で高度な教育を受けられる。要するに、英会話力は、大学、大学院等で特に必要とされないのである。

日本の中学高校で長年、学問として英語をとらえ、文法、翻訳重視の教育を行っていたのは、この明治時代の日本を近代国家にするべく努力された学者さん達の造られた文化というか伝統に基づくものである様に思えてならない。