私の英会話勉強法④ <アメリカ生活と子供たちの英語>

アメリカ生活と子供たちの英語

アメリカ生活と子供たちの英語

一般的に、言語をコントロールする脳が発達し形成されるのは、6歳ごろまでと言われています。
6歳ごろまでに覚えた言語が母国語となり、それを掌る脳が母国語脳となり、小学校に入り母国語がさらに磨きがかけられ形成されていく様です。
我が家の娘は 8歳、 息子は 6歳の時、米国New Yorkに私の仕事の関係で移り住みました。
娘は現地アメリカの小学校の3年、息子は1年にそれぞれ編入、月金毎日通学し、それと土曜日は日本語補習校に通いました。

アメリカという国は移民の国、適正に海外から入国した児童は、入国したその日からアメリカ人としてみなされアメリカ人として教育するという米国政府の方針があります。
我々の子供たち2人は最初の半年くらい現地の学校からESLの授業のある近くの他の学校にスクールバスで送られ午前中は、英語を集中的にESLで習いました。
ESLとは、English as a Second Languageの略で、英語が第2言語という意味です。
現地の英語の授業についていける様に、最初ESLで英語を教えてくれるのです。
あとで、子供たちに聞いたのですが、このESLでは日本人が弱いR とLの 発音、TH の発音、V とB の発音を徹底的に教わった様です。
このESL で公費で英語を教えてくれるのですから、さすがアメリカは先進国、すばらしいシステムがあると思いました。

小学3年、8歳の娘は、比較的早く半年くらいで簡単な英語を喋り始めましたが、興味深い事に喋り始めた最初のころの発音はいかにも日本人が喋る様な感じの英語でした。
娘は既に日本語脳が出来上がっていて聞くにしても話すにしても当然日本語でそれを行う状態でしたから、ESLで現地のアメリカの先生に英語でまず簡単な言い回しを教わっても、まずその文章を読んで無意識のうちに日本語として理解してから発音しようとする。
そして日本語の子音と母音を付けて発音する特徴がどうしても英語の発音に出てしまったから、日本語なまりの強い英語に聞こえたのでしょう。それも2年、3年と経つうちに現地の子供たちと同じ様な英語になって行きました。

それに比べて小学1年、6歳の息子は、なかなか英語が口から出て来ない。ようやく1年くらいたって英語を少しづつ喋る様になりましたが、娘に比べてなかなか文章にならない。でもぽつぽつと出てくる単語の発音は、アメリカ人に近いものでした。
息子が移住した6歳という時期は、言語をコントロールする母国語脳いわゆる日本語脳の発育も未発達、文章を読んで物事を完璧に理解できるまで発達してなく、何か表現するにしても聞いた文章をそのまま真似して発声する段階。英語も同じで文章より先に聞いた音を真似する方が彼の年齢では楽だったのではないか。英語も聞いたものをそのまま真似するだけなので発音は良い。こういう時期に、突然英語という言語が突然入り込んできたので、息子は日本語にしろ英語にしろ物事を言語でどう表現して良いのか、一時期大変な苦労をしたと思う。

渡米後半年後くらいだったか、息子の現地の小学校一年の担任の女性の先生から、妻が呼び出しをくらいました。息子がクラスメートの女の子の手を噛んだとお叱りを受けたのでした。
どうやら列に横入りした女の子に注意したかった様ですが、日本語は通じないし英語でその事が表現できなくて、最終手段としてその子の手を噛んでしまった様です。
怪我をさせるほどの大事には至りませんでしたが、レディファーストの国、この担当の女性の先生をびっくりさせてしまった様です。

最初は英語に苦労した息子でしたが、一度彼に英語の発音で助けられた事があった。
休日に息子とNrew York のManhattan地区に出てきて家に帰ろうとGrand Central 駅で、Harrison駅への切符を買おうとして、”Harrison” と何回言っても通じない。
いろいろRの発音を代えたり、アクセンとを代えたりしたが、ダメ。横にいた息子が、たまらず “Harrison”と一言言ったら、”Oh. Harrison”と一発で通じた。
やはり、息子は6歳の時にESLで発音の基礎を充分に教わっていたので、私とは違った。
実は私の場合、このRの音は、舌を巻き舌にしてRと発音すれば良いと最初間違って覚えたものが、そのまま癖の様になってなかなか直らない。
Rの発音は、舌を後ろに引いて、喉の奥から息をだして喉を鳴らして発音するのが正解の様です。
またLの発音は、舌の先端を上前歯の裏に付けて、息を噴き出して発音する。
日本語には、喉を使ったり、舌をここまで使って発音する音はないので、日本人には、RとLの発音は難しいので、練習が必要です。
また自分で正しく発音できるとRと Lの音を正確に聞き分ける事もできてくるのです。
正しい発音の仕方の勉強は、なるべく若いうち、初心者のうちから始めるのが大事です。
できれば、ネイティブの先生か、日本人でも二世の方か帰国子女の方で発音の専門家の方にお願いした方が良いと思います。最近では、YouTube に英語の発音のチャネルが結構ありますので、お勧めです。

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